知っておきたい!お住まいの各部位の名前

2023年9月18日更新

お住まいは屋根・外壁の他、沢山のパーツが組み合わさって造られています。
それらの場所には全て名称が付いていますが、どのくらいご存知でしょうか。
いざ、お住まいの補修が必要になった場合、名称が分からないと「あの、屋根の下のところ」「外壁の下の細長いところ」と、業者とのコミュニケーションがスムーズにいかないかもしれません。
当社は屋根修理・外壁修理の専門業者なので、名称がわからない状態でお問い合わせいただいても全く問題ないのですが、「自分でもわかっておきたい」とお客様から伺うこともあります。
数が多く、なかなか難しい建築専門用語ですが、知っておいて損はありません。
業者との打ち合わせの際もスムーズに、誤って伝わることも少なくなるでしょう。
この記事では、これだけ知っておけば役に立つ!というものを厳選してご紹介します。
 

屋根周辺の部材

破風(はふ)

破風は屋根の妻側(屋根の勾配を横から見た時に三角になっている場所)の端部分を指します。

写真のようにシンプルなものの他、様々な形状をしていたり、装飾があるものもあります。

風を破るという名前の通り、建物が受ける風の影響を抑える役割をしています。

屋根というのは下や横から吹く風に弱いという特徴があります。

それらの風から屋根を守っているのが破風です。

そんな重要な役割を持っている破風は丈夫な素材が使われているのが一般的ですが、それでも徐々に劣化はしていくので、定期的な塗装工事が必要です。

ケラバ

ケラバは切妻屋根の正面から見て、建物から屋根がせり出している部分を言います。

なお、ケラバとは部材ではなく、場所を指す用語です。

一般的にケラバは屋根材、水切り金具などで覆われています。

日当たりの調整や、外壁への紫外線防止など、様々な役割を担っています。

鼻隠し(はなかくし)

鼻隠しは、軒先の先端に取り付けられている横長の板をいいます。

屋根を支えている垂木などの切り口を隠し、雨水が建物の内部に入るのを防いでいます。

また、雨樋を取り付ける下地にもなっている部材です。

鼻隠しという名前は、建築用語で軒先や垂木の先端を「鼻先」と言われているために付けられました。

笠木(かさぎ)

笠木は塀、手摺り、腰壁、パラペットなどの頂部に被せてある仕上げ材のことです。

 

笠木の下の躯体を守るために設置されています。

主に笠木を取り付ける壁の仕上げ材と同じか、金属製のものが使われています。

錆びたり、継ぎ目から雨水が侵入して雨漏りを起こすことが多い場所です。

屋根の上の名称

 

大棟(おおむね)

屋根の上にはいくつかの棟があり、その中で一番高い棟を大棟といいます。

屋根のほぼ中心にある水平の棟で、雨水の侵入を防ぐため、棟瓦や棟板金が設置されています。

隅棟(すみむね)・下り棟(くだりむね)

隅棟は屋根の勾配部分が出会う、四隅にできる山型の棟をいいます。

 

屋根の高いところから見ると下っているため、下り棟とも呼ばれています。

雨樋の各名称

 

雨樋(あまどい)

屋根に降った雨水を集めて地上や下水へと誘導する設備です。

取り付けられている部分により、様々な名称がついています。

玄関の上など、大きな庇に取り付けられていることもあります。

軒樋(のきどい)・横樋(よこどい)

軒樋は屋根の軒先部分に取り付けられている雨樋で、横樋とも呼ばれています。

勾配がつけられていて、屋根の上の雨水を地面に落とさず受け止め、雨水を集水器へと運びます。

竪樋(たてどい)・縦樋(たてどい)

竪樋はお住まいの外壁に並行して取り付けられている雨樋です。

 

軒樋で集めた雨水を地上や下水へと運び、雨水が周囲に飛散するのを防いでいます。

集水器(しゅうすいき)・上合(じょうごう)

軒樋で集めた雨水を集め、竪樋へと流すのが集水器で、上合とも呼ばれています。

 

写真の囲み部分の、小さな箱状の部材です。

這樋(はいどい)

這樋は上層階の竪樋から、下層階の集水器へと雨水を運ぶための雨樋です。

 

そのため、2階以上の建物に設置されています。

窓や外壁周辺の部材

 

帯板(おびいた)・幕板(まくいた)

外壁の境界を分けるよう取り付けられている仕切り材を帯板、または幕板といいます。

 

ベルトのように横ラインや、デザインによっては縦に取り付けられていることもあります。

外壁の接合部を隠して防水性を高める他、美観を目的として設置されています。

雨戸(あまど)

雨戸は窓やお庭へ出る戸などの外側に取り付けられています。

防風・防犯・遮光・目隠しなどの役割を担っています。

戸袋(とぶくろ)

戸袋は引き戸の扉が収納されるよう、箱状に作られた部材です。

 

主に和風のお住まいで取り入れられ、雨戸を収納する場所として設けられています。

庇(ひさし)・霧よけ(きりよけ)

庇は外壁から水平、または斜めに突き出た小さな屋根をいいます。

 

一般的に玄関ドアや窓の上に設けられています。

雨水や紫外線を防いだり、外観のデザインにも役立っています。

屋根や外壁以外の部分もメンテナンスをしましょう!

 

ご紹介した以外にも、建物には沢山のパーツが取り付けられています。
これらの部材も屋根や外壁と同じように、毎日毎日、紫外線・雨風などからのダメージを受けているので徐々に劣化していっています。
ほとんどの部材が塗装によって守られていますから、定期的に塗り替えをして耐候性や防錆性などの機能を回復させてあげる必要があります。
塗装が劣化した状態で放置すると、交換が必要になったり、雨漏りを起こすなどのトラブルに発展する恐れがあります。
塗装メンテナンスが最も安く済むので、外壁塗装の際は一緒に他のパーツも塗り替えましょう。

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屋根、外壁以外にも建物に取り付けられているパーツには1つ1つ、大切な役割があります。

安心して過ごすためにも、定期的にメンテナンスをして部材を長持ちさせましょう。

 

エージェントは創業8年、地域密着店として正直・丁寧・親切をモットーに技術を磨いてきました。

豊富な知識と経験をもとに、あなたのお住まいにあった施工内容を提案させていただきます。

現場調査やお見積りは無料ですので、お気軽にお問合せください(^^)/

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