練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日は下地調整の作業をしてきました。

 

モルタルや窯業系サイディングはひび割れ（クラック）が起こります。

 

ひび割れ（クラック）が起こってしまうと、
塗膜の効果、意味が無くなってしまいますし、雨などが降った際に浸水を起こします。

 

また、割れた幅が0.3mm以下の物を「ヘアークラック」、
0.3mm以上になると「構造クラック」と呼ばれます。

 

そして、この「構造クラック」ですが、どういう方向に走っているのかが重要です。

 

例えば、垂直や水平に入った構造クラックは危険度が低いです。

 

何故なら、地球には垂直方向への重力が常にあるので、建物にも同様にその重力がかかり、
垂直方向ないし水平方向にはひび割れ（クラック）は発生しやすくなるからです。

 

では、斜めではどうかというと、危険度は高くなります。
斜めにひび割れ（クラック）が走るということは、
建物の構造バランスが悪い可能性があります。

 

また、この斜めのひび割れ（クラック）は補修しても、建物のバランス自体が悪いので、
すぐに別の場所で同じような斜めのひび割れ（クラック）が発生することが多いです。

 

更に、もっと危険なひび割れ（クラック）として、×の字が挙げられます。
斜めのひび割れ（クラック）だけでも危険度が高い構造クラックですが、
これがクロスしてバッテンになるひび割れ（クラック）は、重大な危険性を示す構造クラックとなります。

 

この×字のひび割れ（クラック）になると、根本的に建物に問題がある可能性が高いので、
耐震補強だけでは対応しきれない場合もあります。
中でも柱にこの×字のひび割れ（クラック）が発生したら、
その建物には重大な危険度が潜んでいる可能性がかなり高いということになります。

 

もし、万が一、発見してしまった場合には、すぐに業者へ相談してください。

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