練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日は中塗りの作業をしてきました。

 

ベランダの防水工法の中に、アスファルト防水という工法があるのですが、
１００年以上前から施工されている工法で、その蓄積されたノウハウの多さから、
信頼性の高い防水法ともいわれます。

 

このアスファルト防水は更に３つの工法に分かれます。

 

その一つが常温工法です。
常温工法は常温でルーフィングシート（防水シート）を張り重ねていく工法です。
また、冷工法や自着工法とも呼ばれます。

 

改質アスファルトシートと呼ばれる裏面がゴムアスファルト粘着層という粘着剤になっている
ルーフィングシートを下地に貼っていきます。

 

熱を使用しないので、臭いや煙の問題も起こらず、狭い場所でも工事することができます。
ただ、貼っていく作業となるので、非常に作業がしやすく、大掛かりな施工器具なども不要です。
しかし、貼っていくだけですので、密着度は低く、防水効果が低くなったり、
防水層の硬化までにやや時間がかかるのもデメリットです。

 

その為、一層目を常温工法で行い、二層目以降を他の工法で行う場合もあります。

 

これを複合工法と呼んでおり、近年では他の工法でも行われる事が増えてきている工法です。
例えば、一層目を常温工法で行い、二層目以降をウレタン防水にすることも可能です。

 

こうすることで、双方のメリットを取り入れることが出来ます。

 

ただ、費用がかさむ可能性がありますので、注意が必要です。

 

また、アスファルト防水の中では、複合防水を行うのは、基本的に常温工法だけだと思います。
他の工法は広い屋上等で施工する事が多いので、複合工法にて、更に施工すると、
費用が更にかさむ可能性があるので、１つの工法で済ませます。

 

常温工法であれば、一戸建てのお宅のベランダでも施工は可能かと思いますが、
上記の通り、密着が弱い施工方法ですので、複合工法の方が安心かもしれません。

⌘Ｊ⌘