練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日は上塗りの作業をしてきました。

 

塗料には大きく分けて、
水性塗料と油性塗料がありますが、
油性塗料にしか起こらない劣化現象もあります。

 

その一つが、
白化現象です。

 

ブラッシング現象とも呼ばれ、
その名の通り、塗膜が白く濁り、
艶が無くなってしまう現象です。

 

この白化現象自体は水性塗料でも
起こるのですが、
高温多湿を原因とした
白化現象は油性塗料でしか起こりません。

 

では、何故、高温多湿が原因かというと、
水分がカギです。

 

水性塗料では、水分量が増えても、
水性なので、何も変化はありませんが、
油性だと水と油の関係なので、
白く濁ってしまうのです。

 

起こるメカニズムとしては、
装面から溶剤が揮発する際に気化熱が奪われ、
塗面の温度は低下します。
高湿度の時、僅かな温度低下で、
塗面近くの空気から水蒸気が液体の水となります。
簡単に言うと結露を起こすわけです。

 

そして、この結露が塗面に付着し、
油性塗料には溶解しません。
すると、白く濁ってしまうのです。

 

梅雨の時期や高温で多湿の状況で、
油性塗料を使う際には注意が必要です。

⌘Ｊ⌘