外壁塗装、サイディング張り替え、カバー工法お得なのはどれ?
2023年6月18日更新
外壁工事をするときには外壁塗装、サイディング張り替え、カバー工法が主な選択肢です。
どの方法がお得なのかを比較して選びたいと思っている方は多いでしょう。
この記事では3種類の外壁工事について詳しく比較して説明します。
お得な外壁工事がどれかは状況によって違います。
どのような状況でもベストの外壁工事を施工できるように、おすすめの選び方もまとめたのでご活用ください。
3種類の外壁工事の内容と特徴
外壁工事を選ぶためには外壁塗装、張り替え、カバー工法のそれぞれについて特徴を理解することが必要です。
ここでは3種類の外壁工事の内容とメリット・デメリットを解説します。
外壁塗装
外壁塗装は外壁工事の中で最も頻繁に行われているメンテナンスです。
外壁の塗装が劣化してきた時点で実施します。
外壁に塗料を上塗りするのではなく、一度塗装をきれいに剥がして外壁表面のメンテナンスをしてから塗り直すのが外壁塗装工事です。
外壁塗装は外壁の耐久性を高め、防水性や撥水性を高めて雨水が染み込むリスクを減らします。
住宅の躯体を守る外壁の機能が改善されるので、住宅の寿命が延びやすくなります。
景観に合わせた色で塗装し直すことによって美しいデザインに仕上げられるのも外壁塗装のメリットです。
ただし、外壁塗装は外壁の表面を調整できる程度で、外壁そのものが劣化しているときには改善できません。
塗装による保護性能を維持・向上させて外壁の劣化を防ぐための工事です。
「事業内容・工事メニュー > 外壁塗装」については、こちらのページです。
サイディング張り替え
張り替えは外壁材を剥がして新しい外壁材を張り直すメンテナンスです。
外壁そのものを交換するので、外壁材が劣化していたとしても安全で丈夫な外壁に戻すことができます。
張り替えるときには下地のメンテナンスができるので、必要に応じて修繕をして耐震性の改善をするなど、住宅の寿命を延ばすため対応をすることが可能です。
また、張り替えは今までとは違う外壁材を使用できる場合もあります。
機能性のある外壁材を選ぶことで断熱性や遮熱性を高め、より居住性の高い住宅にする選択肢も選べるのがメリットです。
後述のカバー工法と違って外壁材を交換するので選択肢が広く、外壁が重くなって住宅の躯体に与える影響も少なめです。
ただし、張り替えは工期が長く、費用が高くなるのがデメリットです。
外壁を剥がしてから下地調整が必要だと判明し、工期が延びて追加料金がかかるといったケースもあります。
事前点検を徹底したり、新しい工事が必要になったときの対応について業者と相談したりして進めるのが大切です。
「事業内容・工事メニュー > サイディング張り替え」については、こちらのページです。
カバー工法
カバー工法は既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ね張りする外壁工事です。
現状の外壁の表面を下地処理してから、希望する外壁材を上張りします。
施工後は外壁が二重になるので物理的な耐久性が高く、断熱性や遮音性を高めやすい施工方法です。
張り替えに比べると外壁の撤去工事が不要なので工期が短くて済みます。
工期が短ければ人件費が安くなり、さらに撤去した廃材の処分費用もかからないため、張り替えより費用が安上がりです。
ただし、カバー工法は外壁もその下地もメンテナンスするわけではありません。
新しい外壁で古くなった外壁と躯体を守る形になるため、劣化が進んでいたときには不具合が生じやすいのがデメリットです。
外壁自体が重くなるので耐震性が低くなるリスクもあります。
外壁が厚くなったことで外観のデザイン性が低下してしまう場合もあるため、カバー工法では完成図をイメージして施工する必要性が高い施工方法です。
なお、住宅の状況によっては外壁材を自由に選べない場合があり、希望の機能やデザインの外壁にできない可能性もあります。
外壁工事の費用相場・工期・耐用年数を比較
3種類の外壁工事からお得な方法を選ぶには費用・工期・耐用年数を比較するのが大切です。
一般的な30坪程度の居住用住宅の場合にかかる費用と工事期間、施工の耐用年数は以下のようになっています。
外壁工事の種類 | 費用相場 | 工期 | 耐用年数 |
外壁塗装 | 50万円~ | 1~2週間程度 | 10~25年程度 |
張り替え | 150万円~ | 3~5週間程度 | 30~40年程度 |
カバー工法 | 150万円~ | 2~3週間程度 | 30~40年程度 |
外壁塗装は他の外壁工事も安くて短期間で終わりますが、耐用年数は長くはありません。
塗料の耐用年数によって寿命が変わりますが、一般的に使用されているシリコン塗料では10年程度です。
張り替えとカバー工法にかかる費用・期間は下地のメンテナンスの必要性や工事業者の施工技術によって大きく左右されます。
全体としてはカバー工法の方が安くて短期間で終わりますが、両方の見積もりを取って比較して決めるのが無難です。
外壁塗装・張り替え・カバー工法のお得な選び方
お得に外壁塗装をするには外壁塗装、張り替え、カバー工法の順番に検討するのがおすすめです。
外壁塗装、張り替え、カバー工法の本質に合わせて選ぶのがお得な工事を選び出すのに重要なポイントだからです。
3つの外壁工事を比較すると一長一短で選べないと思うのは確かでしょう。
住宅の状態によってお得な選択肢が違うのは、個々にメリット・デメリットがあるからです。
本質を考えると外壁塗装から検討していくとお得になるので、ここでは詳細をわかりやすく解説します。
軽微な補修やメンテナンスには外壁塗装
外壁塗装は外壁に軽微な傷や塗装の剥がれ、苔や藻の発生などが見られたときに適しています。
もし外壁自体に亀裂が入っている、雨漏りをしているといった場合には外壁自体の修繕をしなければ状況は良くなりません。
外壁自体に問題がないうちは定期的に塗装の状態を確認して、メンテナンスとして外壁塗装をしましょう。
目安は10年に1回程度の外壁塗装をして、30年くらい経ったら見た目では劣化していなくても外壁材が傷んできていると考えて点検を受けるのがおすすめです。
長く住める住宅を維持するには張り替え
外壁が劣化しているときには張り替えをまず検討しましょう。
長く住める住宅を維持するには住宅の躯体側の下地のメンテナンスをするのが効果的だからです。
雨漏りやシロアリの発生があったら確実に下地や躯体が劣化しています。
「内壁の内側まで水が染み込んできていなかったけれど、外壁の中まで雨水が染み込んでいた」というケースも少なくありません。
外壁工事のタイミングで一度下地の点検をすると、住宅の寿命を延ばせます。
下地のメンテナンスをすればまた30年~40年くらい、安心して住めるようになります。
短期間でのリフォームならカバー工法
張り替えでは工期が長いのが悩みになったらカバー工法も比較検討しましょう。
外壁の割れがあったとしてもカバー工法で上張りすれば住宅の躯体を保護できます。
張り替えでは1ヶ月くらいかかることを見越す必要がありますが、カバー工法なら2~3週間で済みます。
ただ、カバー工法は外壁の劣化が起きているだけで躯体側に問題がない状況でないと、張り替えに比べて住宅の寿命があまり延びません。
長期的に見るとコストパフォーマンスは下がりやすいので、一時しのぎに使うイメージを持った方が良いでしょう。
板橋区・練馬区の外壁工事は株式会社エージェントへ!
外壁工事では外壁工事は外壁塗装>張り替え>カバー工法の順に検討するとお得な方法を選び出せます。
基本的には外壁塗装で定期的にメンテナンスをして外壁を塗料で守り、それでも劣化してきたときには張り替えをするのがおすすめです。
長く安心して住める住宅にするには外壁と下地を守るというイメージを持つのが大切です。
エージェントでは外壁塗装、張り替え、カバー工法の施工実績が多数ございます。
これまでの経験や豊富な知識を活かし、お住まいの状態に合わせて最適な施工方法を提案いたします。
ご相談やお見積りは無料なので、お気軽にお問合せください(^_^)/
練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】
−N−
東京都練馬区の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社エージェント
https://gaiheki-agent.com/
住所:東京都練馬区上石神井南町12-9 カネカハウス1-B
対応エリア:東京都練馬区、他
★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!
施工実績 https://gaiheki-agent.com/case/
お客様の声 https://gaiheki-agent.com/voice/
★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?
➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!
外壁屋根無料診断 https://gaiheki-agent.com/inspection/
★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの? どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?
➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://gaiheki-agent.com/contact/