練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日は下塗りの作業をしてきました。

 

塗料の中には、撥水塗料という物があります。
その名の通り、水を撥水して、水を弾く塗料です。

 

そもそも、撥水と防水、親水の違いはご存知でしょうか。

 

まず、撥水とは、水を撥ねつけること、水を弾くことです。
雨水が染み渡らず、水滴の粒になって流れ落ちるようになる状態です。
撥水剤自体が浸透することで効果を発揮します。

 

そして、防水とは、表面をコーティングすることで、水を弾く効果です。
その為、撥水よりも、耐水の面で少し劣ります。

 

最後に、親水ですが、水になじみやすい性質のことで、
雨水が付着しやすい状態を指します。
ちなみに、水を吸収するという意味ではありません。

 

付着しやすいので、水の塊が出来やすく、重力によって、下に落ちていきます。
その際に、汚れも雨水が拾って流れ落ちますので、
雨が降ることでセルフクリーニング効果を発揮するようになります。

 

そして、この親水は撥水の対義語でもあります。

 

親水性を高め、セルフクリーニング効果を持たせた塗料がありますが、
その逆の撥水塗料にもちゃんとメリットがあります。

 

最大のメリットとしては、鉄部を水から守る事が出来ることです。
特に鉄筋コンクリートだと、中の鉄筋が水により錆びてしまった場合、
錆が膨張し、「爆裂」という劣化現象を引き起こします。
これを防ぐには、撥水塗料が一番適しています。

 

ただ、他のサッシや雨樋等の金属自体には、
撥水塗料は浸透しないので、注意が必要です。

⌘Ｊ⌘