練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日は下塗りの作業をしてきました。

 

外壁材はサイディングです。

 

サイディングのなかでも、塗装が出来ない物があるのは、ご存知でしょうか。

 

それが特殊コーティングサイディング、難付着サイディングと呼ばれている物です。
新築時に、サイディングの製造メーカーで、コーティングが施されているサイディングです。

 

光触媒コーティング、無機コーティング、フッ素コーティングの３種類があります。

 

まず、フッ素コーティングですが、
水性、撥油性が高く、水分も油分も弾きます。
その為、雨や塵、埃の都市汚れ等が付着しにくくなるコーティングです。

 

次に無機コーティングですが、
ガラス成分をコーティングする物で、別名ガラスコーティングとも呼ばれています。
こちらはガラスですので、水は弾きますが、油等に関しては、付着はします。
ですが、洗えばすぐに落とすことが出来るコーティングです。

 

最後に光触媒コーティングですが、
これは日光が当たった際に化学反応を起こし、コケや藻の繁殖を防ぐ他、
防汚効果があり、雨が当たった際に、汚れを流してくれる効果のあるコーティングです。
光触媒塗料と同じ効果で、セルフクリーニング効果と呼ばれています。

 

これらのコーティングは基本的に新築の際にのみ施されている物です。
見分けるにはいくつかのチェックポイントがあります。
まずは、上記の通り、現在の塗装が新築時に行われたものかどうか。
次に、家を建てたのが２００１年以降かどうか。
そして、チョーキング現象が起こっているかどうか。
最後にラッカーシンナーで溶けるかどうか、です。

 

特殊コーティングは、チョーキングが起こりませんし、
ラッカーシンナーでは溶けません。
そして、出始めたのが２００１年頃なので、
２００１年以前に建てたお宅なら、特殊コーティングがされている可能性は低いです。
これらを見分けながら、塗装しても大丈夫なお宅か見極めています。

⌘Ｊ⌘