練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日は中塗りの作業をしてきました。

 

外壁用塗料には、有機塗料と無機塗料があります。

 

この２つの違いは、主成分が有機物か無機物かの違いです。

 

では、有機物と無機物の違いは、炭素が含まれているかどうかです。
有機物には炭素が含まれ、無機物には含まれません。

 

炭素が含まれないことによるメリットとしては、燃えないことです。
その為、無機塗料には少量の有機物しか含まれない為、燃えにくいのが特徴です。

 

更に、有機物に比べ、劣化がしにくいので、耐久性、耐候性が高いのも特徴です。

 

ただ、メリットだけでなく、デメリットもあります。

 

例えば、ガラス塗料だと、次回、塗装を行う際に、塗料が付着しにくいことです。
ガラス塗料は水を弾く性質があるので、汚れがつきにくいのですが、同時に塗料もつきにくくなります。
その為、次回の塗り替えを行う際、上に塗料が付着しにくくなる可能性もあり、注意が必要です。

 

更に、シーリングを行っている外壁には向いていません。
シーリングは約７～１０年で打替えを行うことが多いです。
その打替えの際に、その周辺の塗料は剥がさなくてはいけません。
更には、周りとの馴染みを考慮すると、外壁全てを塗り替えるのがベストです。
その為、塗り替えると、無機塗料の特徴、高耐久をあまり活かせません。

 

そして、最後に無機塗料全体にいえることですが、費用が高いことです。
塗料自体の価格が高く、有機塗料に比べ、必ず高額となります。

 

その為、シーリングを行っている外壁の場合には、
耐久年数が１０年程度の有機塗料を選ぶことが、費用の面からもベストだと思います。

 

必ずしも、高価で高級な塗料が良いというわけではありません。

⌘Ｊ⌘