練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日は下塗りの作業をしてきました。

 

木材の部分を塗装する際には、
造膜型塗料と浸透型塗料を使い分けています。

 

造膜型塗料とは、いわゆるペンキ等の塗料で、
塗布して、塗膜を形成し、外壁材等を保護する物です。

 

それに対し、浸透型塗料とは、
木材の水分を含むという性質を逆に利用したもので、
塗料が浸透し、木材自体の模様を活かす物です。

 

造膜型塗料は塗膜を形成し、傷などから守ってくれます。
更に、塗膜を形成しているので、雨にも強く、
木材自体が塗れることが無いので、腐食を防ぎます。

 

浸透型塗料は木材自体に浸透し、
木目が綺麗に出るのが最大の特徴です。
そして、撥水性と防カビ性を備えているので、
木材本来の耐久性から向上はしています。

 

しかしながら、木材にコーティングはしていないので、傷等に弱いです。
他にも、浸透型塗料はメンテナンスの作業が簡単ではなく、
再塗装の際に、古い塗料を抜く為に、専用の剥離剤を使用しなければいけません。

 

逆に、造膜型塗料のデメリットとしては、
木材は常に伸縮を繰り返している素材なので、
弾性の無い塗料を使用した場合、塗膜にヒビが入りやすく、
弾性の有る塗料を使用した場合、膨れが起こる事があり、
ともに塗膜が剥がれやすく、再塗装をこまめに行う事があります。

 

それぞれにメリット、デメリットがありますので比べて、
木材本来の模様や質感を活かすのか、
コーティングして保護を厚くするのか、決めてください。

⌘Ｊ⌘