練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日はケレンの作業をしてきました。

 

写真は木部をケレンをしているところです。

 

昔の建築物は基本的に全て植物で構成されていました。
ですが、現在はセメント等が使われる事が多く、
木材の出番は少なくなりつつあります。

 

ですが、現在も軒天や破風板、鼻隠し等の外壁と屋根の間や、
家の基礎部分には木材を使う事が多いです。

 

しかし、木材は塗装せずにおくと、
紫外線や風、空気中のゴミなどによって徐々に汚れていき、劣化していったり、
雨や湿気によって、腐食し、腐ってしまうこともあります。

 

その為、モルタルや窯業系サイディング等と同じく塗装を行う事が重要です。

 

しかし、木材は塗装するのが非常に難しく、
寿命が１０年と言われる塗料を使っても、３～５年ほどで寿命が来るケースもあります。

 

その理由は、木材は常に呼吸をしていて、膨張したり収縮したりを繰り返しているからです。

 

ただ、ここで言う「呼吸」とは、森などに生えている木々のように、
生物として呼吸しているという意味ではなく、
あくまで、水分を吸い込み、はき出すという性質という意味での「呼吸」です。

 

しかし、本当に生きているように、膨張と収縮を繰り返すため、
通常の塗膜を形成するタイプの塗料では、ひび割れが起こりやすく、
これが塗料が長持ちをしない原因です。

 

他の素材には無い「呼吸」という特徴があるおかげで、
湿気を吐き出したり、必要な際には、吸い込んだり出来る反面、
塗料が長持ちしなかったり、段々と歪みが出てきてしまうのが、難点です。

 

ＤＩＹなどの際に、木材は扱いやすい素材ではありますが、
こうした特徴も把握することで、もっと長持ちさせることが出来ます。

⌘Ｊ⌘