練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日はケレンの作業をしてきました。

 

ケレンとは、下地処理の作業の１つで、
鉄部や木部などの塗装面についた古い塗膜やサビを除去する作業のことを指します。

 

ディスクサンダーなどの電気工具や紙やすりやワイヤブラシなどを使い、
手作業で作業をします。

 

また、古い塗膜や錆の除去以外にも、塗料が密着しやすくするために、
塗装面をわざと傷つける目粗しすることもあります。

 

より良い塗装に仕上げるために塗装前に下地を清掃しておくのがケレンであり、
絶対に省略することが出来ない重要な工程となります。

 

もし、ケレンを省略した場合、剥がれかけている塗膜や錆の上に塗装をすることになるので、
下の古い塗膜ごと剥がれてしまったり、錆が繁殖して塗膜を剥がすだけとなってしまいます。

 

また、とある調査では、塗料の寿命に影響を与える要素を調査したところ、
ケレン作業（下地処理）が49.5%、塗り作業の回数が19.1%、塗料の種類が4.9%、
その他（塗装技術や気候など）が26.5%という順番に影響力が強かったとの結果も出ています。

 

その為、塗装の種類も重要ですが、ケレンをちゃんとしているか、
３回塗りをちゃんとしているか、塗装の技術が確かか、といった方が更に重要なようです。

 

また、ケレンの作業は対象物の素材によって、使う道具が変わったりします。
上記に書いた錆の付いた鉄なら、錆の度合いにも寄りますが、
ディスクサンダーなどの機器を使うことが多いですし、
木部なら、目粗しすることが多いので、専用のスポンジ等を使う事が多いです。

 

そして、業者によって、呼び方が違ったりするので、見積書に「ケレン」の文字が無くても、
さび落とし、目粗し、下地処理、下地調整、素地調整、素地ごしらえ、研磨紙刷りといった
言葉を探してみてください。

⌘Ｊ⌘