練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日は下塗りの作業をしてきました。

 

塗膜の不良の１つに「ピンホール」というものがあります。

 

ピンホール（針穴）というその名の通り、針を刺したような穴が出来る現象です。

 

外壁に数えれる程のピンホールであれば、問題ないのですが、
数えられない程に無数にある場合には、要注意です。
その無数のピンホールから浸水をする可能性があるからです。

 

そのピンホールが起こる原因としては、様々な可能性が考えられます。

 

その一つが、塗料の希釈し過ぎです。
塗料を希釈する際に、必要以上に希釈し過ぎて、薄くなってしまうと、
粘度が下がってしまい、ピンホールが発生しやすくなります。

 

また、その逆の濃過ぎてもピンホールが出来てしまいます。
更に、希釈が適切でも、塗布する際に厚塗りし過ぎても、
ピンホールが出来やすくなります。

 

他にも、下塗り、中塗りした後に、十分に乾燥の時間を取らずに、
いわば生乾きの状態で、塗料を更に塗ると、ピンホールにつながります。

 

また、塗料の乾燥時間を短縮するために、
速乾性のシンナーを使用する場合にもピンホールが発生しやすくなります。
塗料内から空気が抜ける前に表面が半硬化してしまうため、
空気の逃げ穴がピンホールとして残ってしまうためです。

 

他にも、エアスプレーで吹き付け塗装を行う場合、
エアスプレーの圧力が高過ぎても低過ぎてもピンホールが発生します。
特にスプレーの圧力不足により、
空気の量が少なくなって塗料の粒子が粗くなるとピンホールが発生します。
適度な圧力になる様に調整が必要です。

 

ＤＩＹの際にもピンホールが発生しないように気をつけてください。

⌘Ｊ⌘