練馬区、板橋区の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【株式会社エージェント】

 

本日はクラックの補修作業をしてきました。

 

外壁材はモルタルです。
吹付けタイル仕上げだったのですが、
集合住宅にも吹付けタイルの外壁が多いと思いませんか。

 

集合住宅の外壁は吹付けタイル、タイル外壁が多いです。
そして、たまにコンクリート打ちっぱなしの集合住宅があると思います。
他にも外壁が板張りやトタンの木造建ての○○荘なんて集合住宅もありますが、
これから減っていくと思いますので、割愛します。

 

では、何故吹付けタイル、タイル外壁が多いのかと言うと、
鉄筋コンクリートを守る為です。
鉄筋コンクリートの耐久度の観点から順位づけをすると、
タイル外壁が一番耐久度が高く、
二番目に吹付けタイル、
打ちっぱなしが一番耐久度が低くなります。

 

では、何故そうなるのかと言うと、
鉄筋コンクリートが劣化する主な原因は、
軸の鉄筋が錆びて膨張し、内側からクラックを起こす事にあります。

 

そして、何故、鉄筋が錆びるのかというと、
雨風や日光によって、コンクリートに二酸化炭素が染み込んできます。
二酸化炭素が鉄筋に触れると、徐々に酸化して錆びてくるわけです。

 

そこで、タイル外壁や吹付けタイルの塗装をおこなっておくと、
二酸化炭素を通しにくくするので、耐久度が上がるのです。
なので、打ちっぱなしは二酸化炭素が通過しやすい為、耐久度が一番低いということになります。

 

そして、タイル外壁はタイル自体は耐久度が高く、目地が弱点なのですが、
それでも、塗装よりは長持ちをするので、吹付けタイルよりも、タイル外壁の方が耐久度が高いのです。

 

タイル外壁と吹付けタイルが耐久度を高めるので、
よく使われているという訳です。

⌘Ｊ⌘